いつ、どこに看護留学しましたか?
2022年1月〜現在【2024年9月帰国予定】で、 オーストラリア(シドニー)に在住しています。
日本では病院で4年間、老人ホームで1年間看護師として勤務し、オーストラリアでは約2年間AINとして老人ホームで働いています。老人ホームではライフスタイル部門で、入居者の外出専門家ケアラー(AIN)をしています。
大変なことも多いですが、日本で身につけた看護スキルが役に立っています。
エージェントは使いましたか?
はい、海外で生活するのは初めてで(留学経験なし)不安やわからないことも多かったので、エージェント使用にて渡豪しました。
学校や仕事を探して海外での生活を整えるということに対してのサポートとしては良かったです。また、コロナ直後の入国で日々規制などが変更されていた時期で、そこのサポートがあったのはとても心強かったです。また、エージェント使用は渡航中に何かあったら相談できるところがあるという保険的な思いでいたので、私は満足しています。
1番苦労したことは?
1番苦労したのはAINとしての仕事探しです。
私が使用したエージェントは派遣の仕事を紹介してくれるのが特徴なのですが、勤務地がシドニーから遠く引っ越しが必要だったため、断って自分で仕事を探しました。
10箇所程応募しましたが、初めは全く連絡が来なかったです。
オーストラリアでの経験がないのとワーキングホリデービザ(就業制限あり)というのが難しかった要因のように思います。1番は経験なし、コネなし、というところですね。
仕事探しのコツ‥諦めずに色々な方法で応募する(手渡し、ウェブサイト、メール)ことが最初の一歩だと思います。忘れた頃に返事が来ることもあるので、メールBOXは小まめにチェックするのも大事かと思います。
事前に医療英語や英語の勉強はしましたか?
渡航前にオンラインで語学学校の授業を受けていました。その中で医療英語の授業もありました。
渡航前の授業‥これは大変役に立ちました。特にホームステイをしていたので、英語を話すことに臆することなくホストファミリーとコミュニケーションを取ろうとする姿勢が身についたり、初日からホストファミリーとある程度の会話が出来たのはその後の生活にだいぶ役に立ちました。
得られたものは?
臨機応変に考えるようになったことと、多少のイレギュラーな状況には動じなくなったことだと思います。
これから看護留学をするひとにアドバイスするなら、日本で身につけた看護スキルがいつか自分を助けてくれるので、未来を見つつ今も大事に過ごしてくださいということです。
看護留学というと、日本での看護師の経験がある人が海外でその経験を活かして働く、というイメージですが、実際の仕事内容としては全く看護師経験がない人でもできます。ただ、授業についていく英語力が必要な気がします。そこは看護師経験があると英語力が低くても経験で補える、実際に働く時も経験があるからすぐに現場に適応できるという利点があるように思います。
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